2017/01/11

筋肉はゆるめる?固める?どちらが効果的?

 

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松井 洸
ロック好きな理学療法士。北陸でリハビリ業界を盛り上げようと奮闘中。セラピスト、一般の方へ向けてカラダの知識を発信中。
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本日は筋肉を鍛えるにはどういう方法がいいのかお伝えします。

最近の健康ブームの影響もあってジョギングやウォーキング、スポーツを始めたり、ジムに通ったりするようになった方も増えているのではないでしょうか?

僕もフルマラソンに完走に向けて毎日とはいきませんが少しづつ走り込みをしています。女性ならダイエットして痩せたい!とか僕みたいになにか目標となるものに向かって運動している方など目的は様々だとは思いますが、運動のやり方によってはせっかく運動を始めたはいいが体のあちこちが痛くなってやめてしまった。疲れが溜まって中々抜けなくて続けれないなど悩みが出くるかと思いますので、今回はその辺について解説しようと思います。

痛み、疲れの原因

痛みや疲れが抜けにくいなどの原因として考えられることとして、筋肉を固めて使っている、固めて鍛えてしまっていることが挙げられます。

場合によっては固めることも必要なのですが、常に固めてしまっていては疲れるし痛みが出てくるかもっていうのはなんとなくイメージできますよね?

理想は筋肉をゆるめて使える、場合によっては固めることもできてゆるんだ状態と固めた状態を使い分けることができることです。

 

なぜ固めるのが良くないのか?

僕も高校時代の部活動の時などはひたすらトレーニングをして腕から足まで筋肉でガチガチのほうがパフォーマンスもあがるだろうと思っていました。

たしかに固めるほうが力も入りやすいでしょうし、見た目の筋肉がつくと良さそうですが、固めることだけで鍛えた体はガチガチに固まった棒のようなものです。

このガチガチに固まった棒に思いっきり衝撃を与えたとすると、おそらく真っ二つに割れてしまうでしょう。

つまり、固めて鍛えた体は無理な姿勢や動作によって体に衝撃が加わると怪我をしやすいということです。

 

僕自身、高校時代は怪我を頻繁にしていてとても歯がゆい思いをしていたのを覚えています。怪我が治るとまた同じようにトレーニングをし、また怪我をするという悪循環に陥っていました。

固めた体は常に固まった状態でいるので、いざ動かそうと思っても思った以上に力が入ったり、その状態で動いているので疲れやすくなるのです。

 

ゆるんだ体のメリット

固めた体と比べてゆるんだ体はどうでしょうか?

ゆるんだ体をこんにゃくに例えると、こんにゃくに思いっきり衝撃を加えても折れたりすることは考えにくいですよね?

つまり、こんにゃくのような、ゆるんだ体は怪我もしにくいし疲れにくい、固めた体より動きの質もあがるのです。

常に無駄な力が入って力んでいるようなこともないので、少しの力で動くことができますし、疲れも溜まりにくくなります。

 

ゆるめることとは?

ゆるめることで体が使いやすくなるということはなんとなくわかったかと思いますが、実際ゆるめるってどういうこと?と思っている方もいると思います。

ゆるめた状態じゃ力がうまく入らないんじゃないか?と思うかもしれませんが、ゆるめると力を入れないことは違います。

ゆるめるとは、必要最小限の力で立ったり動いたりすることで無駄な力がない状態です。

反対に力を入れないこととは、立ったり動いたりする力すら入っていない必要最小限の力すら入っていない状態を指します。

 

筋肉にはインナーマッスルアウターマッスルがあります。

インナーマッスルとは体の深部に位置する筋肉で体を効率的に動かすために必要な筋肉です。インナーマッスルが適切に効いた状態を作ることがゆるめることの前提条件となります。

アウターマッスルとはインナーマッスルとは違って体の浅部に位置する筋肉で余計な力が入って力んでいる方はこのアウターマッスルばかりが優位に働き、インナーマッスルが効いていない状態になっています。

 

要するに、ゆるめて鍛えるとは、その姿勢や動きに必要な最小限の力で動けるよう鍛えることであり、体を効率的に動かすために必要なインナーマッスルを優位に働かせた状態が必要だということです。

 

おわりに

実際あまりピンとこないかもしれませんが、ゆるめることとはどういうことかを今回が分かっていただければ十分です。

効果的な鍛え方を今後記事に書いていきますのでまた一読していただけましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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Comment

  1. Ebony より:

    That’s a smart answer to a tricky quseiton

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